こんにちは、ゴウ(@GouBusiness)です。
IT業界への転職って結構憧れますよね。
全くの未経験者から
・どのようにしてエンジニアの職に就くことができたのか? ・転職にするにあたって工夫したポイントとは? |
これらを深堀して聞いてみたいと思いますので、未経験だけどエンジニア転職をしたいと考えている方は参考にしてくださいね。
目次
なぜエンジニアへの転職を目指したのか?
早速インタビュー形式で話を進めていきたいと思います。
社会人になって今の会社に入りましたが、なんとなくモヤモヤした将来への不安がありました。
世間的には安定していると言われている会社でしたが、このご時世では安定している会社なんて幻想です。
このままずっとこの会社にいるのか、もし転職しようと思った時に自分は市場価値があるのかなど、社会人1年目から不安を感じていました。
不安を感じるには早すぎたかもしれませんが、残業代を稼ごうとする先輩や就業時間中に居眠りをする上司を見てだんだんと不安が大きくなっていきました。
その不安の中で、手に職をつけてスキルアップし、私にしかできない仕事をしたいと思うようになりました。
それ以外に何か理由はありましたか?
実は、前職で引っかかっていたことがあります。
それは上司が文句を言いながら、楽しくなさそうに仕事をしていることです。私は嫌ならやめればいいのにと思っていました。
社外で通用するスキルがないことや、文句は言うけどなんだかんだ今の環境に慣れてしまって転職する気は無いようでした。私もこのままだと、上司みたいにこの会社に縛りついていないと生きていけなくなるかもしれないと、人ごとでないように思いました。
さらに当たり前のように週5日働いているけど、疲れたら休みを増やしたいし、満員電車には乗りたくないとも思っていました。
そうですね。
そのため、
・手に職をつけられること
・自由な働き方ができる
ということからエンジニアにキャリアチェンジすることを目指しました。
転職しようと思って色々な職種を見ましたが、エンジニアが最適解であると感じました。
さらにエンジニアはどこも人手不足なのです。他の職種に比べて未経験で入りやすく、実務を積んでいけば着実にキャリアアップできることもエンジニアのいいところではないでしょうか。
今は確かにエンジニア不足と言われていますね。
とはいえ未経験で転職もかなり難易度が高いと思いますが、エンジニア転職に当たって具体的にどのような準備をされたのでしょうか?
エンジニア転職を成功させるための準備とは?
エンジニア未経験で転職に成功させたJさんの具体的なお話を聞いていこうと思います。
徹底的に情報収集を行う
転職をする際はどの業界でも情報収集は欠かせません。
インターネットやエンジニアの方にお話を聞いて情報収集を行いました。いくら人手が足りていないIT業界とは言っても、未経験で転職できる企業は限られてきます。
残業が多い上に残業代がでないとてつもなくブラックな企業 |
であれば結局また転職をしなくてはいけないことになってしまいます。
ひとえにIT企業といっても
・自社開発 ・受託開発 ・SES(システムエンジニアリング契約) |
などの形態があります。
また業務としても
・フロントエンド ・バックエンド ・インフラ |
など様々なエンジニアが存在します。
どういう形態の開発があり
どんな業務があるのか
を調べ、またそれらの研修制度などについての情報を集めました。
これらの言葉を聞いて
言葉の意味が分からない・・・
プログラミングスクールに通う
エンジニアに欠かせないのがプログラミングです。
全くの未経験だと
・入社できる会社が限られる ・自分が本当にエンジニアに向いているかどうかわからない |
これらのことから、まず有名なプログラミングスクールに通いプログラミングの基礎を学びました。
仕事をしながら
・平日:仕事が終わってから約2時間 ・休日:丸々1日 |
これを6ヶ月ほど続けて学習をしました。
通っていたプログラミングスクールには転職保証もあったので、転職への大きな不安はありませんでした。
また転職する際に有利なポートフォリオという「自分で勉強してどれくらいプログラミングできるようになったかを示す指標」があるため、プログラミングスクールでこちらもあわせて作成しました。
勉強会に参加する
プログラミングスクールでの勉強の他にも、勉強会に参加しました。
勉強会に参加することで、
・実際にエンジニアとして働いている人から話を聞くことができる ・業務としてどのようにコードを書いているのかがわかる |
とリアルな情報を得ることができるので、エンジニアのコミュニティに参加するのはおすすめです。
ネットで調べれば都内では毎日のように勉強会が開催されています。
はじめに勉強会に行った時は
と感心しました。常に技術は進化していくので最新情報を自ら取りに行こうという勉強会は絶対におすすめです。
転職を成功させるためにどんなことを意識すればいいの?
それでは最後に転職全般についての話を伺いました。
具体的にどのように転職活動を行っていくことが成功への近道になるのでしょうか?
戦略的に動く
まずは
・なぜ転職をするのか ・転職で叶えることは何か |
を明確にすることが大事です。
会社選びでどうしても譲れないこと、これなら少しは妥協できるなということをまとめて言語化しておきましょう。
自分の中に転職の軸をしっかり持つということですね。
それさえ決めてしまえば、あとは自分に合う会社を探すだけです。そして行きたい会社が見つかったら、自分の過去の経験や思いから会社のビジョンなどと一致している部分を探して面接に臨みましょう。
しかし、せっかく行きたい会社が見つかっても、会社があなたを採用したいと思わなければ意味がありません。その会社がどんな人材を求めているのか?採用したいと思う人材に慣れているのか?そのギャップがあるのであれば、自身がスキルアップする必要も出てくるかもしれません。
諦めないこと
転職にチャレンジする前から諦めないようにしましょう。
ぶっちゃけ、エンジニアは技術力さえあれば学歴も年齢も関係ありません。もし未経験だとしても心配ありません。
中には年齢制限を設けているところもありますが、エンジニアは技術力があれば、求められます。もちろん1人で仕事をするわけではないので、技術だけでなく、コミュニケーション能力も必要です。
キャリアチェンジの最初は苦労しますが、数年経験を積み実務経験を重ねることでさらに転職しやすくなります。何歳でも遅くありません。人生で一番若いのは今です。覚悟を決めて粘り強く取り組むことが成功の鍵だと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
これからエンジニアを目指される方は参考になるのではないでしょうか?Jさん、最後に何か一言あればお願いいたします。
エンジニアのいいところは学歴が関係なく、努力した分だけ身になるところだと思っています。
さらにどのビジネスでもITは不可欠になり、これからさらにエンジニアの需要が高まっていきます。
エンジニアになりたいけどどうすればいいかわからないという人はまず行動してみましょう。
エンジニアってハードルが高そうですよね。私も最初はそう思っていました。慣れるまではわからないことがたくさんあって苦労することも多いですが、だんだんスラスラとコードが書けるようになり、自分の書いたコードで画面が変わったりするのでゲームをしているような感覚になります。
今はプログラミングスクールがあり、インターネットやYouTubeでもプログラミングを学習できる環境があるので一度やってみて、楽しそうであればエンジニアとして転職することを視野に入れてみてはいかがでしょうか。
【エンジニア転職で工夫したポイント】
・エンジニアにもいろいろな種類がある。何をやりたいのかを明確にする
・プログラミングの最低限の基礎を学び、ポートフォリオを持つ
・エンジニアのコミュニティーに参加し、エンジニアの生の声を聞く
【転職を成功させるために意識したこと】
・譲れないポイントを明確にし、入りたい企業のためにはスキルアップも図る
・未経験と尻込みせず、チャレンジする