結婚式の代理出席バイトに参加してきた。感想とミッションを報告します
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こんにちは、狛江人(@komaebito)です。

結婚式の代理出席バイトって耳にしたことがありますか?

実は数年前に数回参加したことがあったので、その体験談をまとめていきたいと思います。

結構ギャラが良くておいしかったです!
代理出席
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そもそも代理出席とは?

代理出席は、数あるアルバイトの中でも特に人の役に立つことができる仕事です。というのも、いわゆる代行屋さんの仕事を手伝うのが代行バイトで、その代行バイトの中に代理出席バイトがあるといったイメージなんです。

代理出席とは、まさに文字通り誰かの代わりに出席するバイトになります。

代理出席をお願いできるのは、結婚式にお葬式に、その他セミナーや講演会、会社のパーティーなど、そのバリエーションは非常に多岐にわたります。もちろん、誰かを呼ぶことができないから代行バイトを頼むのであって、人手が足りないから友達役で呼ぶというようなことも可能です。例えば、今回ご紹介するケースのように、結婚式などで代理バイトの人を頼むという方法もあるのです。

現在結婚式などで友人が足りない・会社の上司が呼べない・新郎新婦のバランスが悪いので少し人を増やしたいなどといった結婚式での人手不足が問題になっています。

そこに目を付けた「代理出席」のお仕事。

全く知らない赤の他人をその結婚式に呼んで、「友人」「会社の上司」「両親」として結婚式やイベントなどに代理出席をするというお仕事なのです。

今回は以前私が新郎の友人役として代理出席した結婚式の模様を当時のことをなるべく繊細に思い出しながら紹介していきたいと思います。

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今回のミッション

今回のミッションは、大きく2つありました。

1.友人として結婚式・披露宴に参加する。

新郎の友達として結婚式や披露宴に参加し、必要であれば他の人との会話も最低限ですがかわして、不自然にならないようにするのがお仕事です。

いわゆる「頭数」というやつでしょうか。とにかく新郎の結婚式や披露宴に参加して、友人役という形で式を盛り上げる、重要な役目を帯びているわけです。

やっていることは、完全にスパイそのものですよね。そんなスパイ気分を味わうことができるのも、このバイトのいいところだと思います。ただし、失敗は許されません。

2.友人として余興を演奏する。

自分の所には2つミッションがある、という形でバイト先から連絡が来たのですが、おそらく、依頼する際には「オプションで、余興もお願いできないだろうか?」という形で、さらに別料金を支払ってもらうことができました。

自分はピアノが弾けるので、その部分でキャスティングされたのもあるのでしょう。

 

代理出席
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某駅集合

まずは、プロジェクトメンバーの顔合わせを行います!
今回は、自分のほかに2名のプロジェクトメンバーがいました(A君・B君とします)。このように代理出席バイトは1人である場合もありますし、何人も参加する場合もあるようです。

ちなみに今回のプロジェクトメンバーはこんな感じでした。

A君
→VシネマやTVドラマの俳優の卵。大河ドラマ「吉宗」の出演経験あり。
仕事は池袋でAV販売。この結婚式プロジェクトは初。
B君
本職は、作曲アレンジなどをしている。ウエディングモデルとしてゼクシィや式場のパンフレットに多数出演。この結婚式プロジェクトには2回目。

結婚式場到着

少し会場に早めに到着し、余興で使う楽器のサウンドチェックと立ち位置などの確認をします。

もちろん結婚式場の人にも、自分たちが代理出席バイトの人間であるとは知られてはなりません。仮に知られたとしても、黙っていてくれるでしょうが、やはりバレないのに越したことはありません。サウンドチェックや立ち位置の確認なども、あくまでも友人風に行うのがミソです。

一通り段取りが決まったら、式までの時間に、今回の友達設定内容をみんなで再度確認します。今回は、3人とも新郎のサークル仲間という設定なので、初めましてですがなるべく「自然な感じに」会話できるように、勝手にあだ名をつけて呼び合い敬語もなしに、話すよう意識改革を行います。まさに役者です(笑)

このあたりの打ち合わせは、かなり綿密に行っておかないと後々ボロが出てくることもあります。役者の経験がある人はまだ良いのですが、自分のように初めてこういった代理出席バイトに参加する人にとっては、事前の打ち合わせは何よりも重要なものでした。ただし、あまりガチガチに設定を決め過ぎてしまっても、その設定を忘れてしまったり、間違えて覚えたりすると、後から取り返しがつかない事になることが考えられます。なので、基本的な部分だけしっかりと決めておき、そのラインにのって話をすれば、多少話がずれたとしても軌道修正が可能、というような状況にしておくのも重要です。

結婚式開始~記念撮影

まだ場馴れしていない3人は、基本的に移動するときや席に座るときは、様子を見ながら基本的に一番最後に動く方針で行動していきます。こうすることで、少なくとも、目立つような突飛な行動をとることは防げるからです。

式が終わると、チャペルの外で写真撮影です。新郎さんが我々3人に気がつきます。(以前に1度あっているので顔は知っています)

それからというもの、新郎の我々への目線の回数が半端ないことに。。。。汗。。。

もちろん、新郎さんも気になりますが、我々も想像以上に気になります。決して悪いことはしてないのですが。

こういった依頼人そのものが緊張してしまったり、自分たちを意識しすぎて、何か問題を起こしたりして、自分達の正体がバレるというケースも、ゼロではないそうです。そのため基本的には依頼人とは、視線を合わせないようにしたり、必要以上のコンタクトはしないように意識しました。

披露宴開始

式が終わり、披露宴会場へ向います。さて、ここからが一番の役者の見せ所です。

我々は大学時代のサークルの仲間という設定です。

披露宴の同じテーブルには、大学時代の学科仲間(これは本物)と新郎さんの同僚が同席する予定になっています。基本的な学部の情報などは入手していたものの、大学の内輪ネタ(共通の学科とかの話)を振られたら、絶対に答えられないので、なるべく最小限の会話にという意識で座っていました(笑)

それに加えて、今回のカップル

新郎さん:警察官
新婦さん:看護師

という組み合わせだったので、明らかに「偽物」の部類の我々は、肩身が狭かったですね。(苦笑)

もし話しかけられたら、

  • いかにアドリブ力をフルに使って対応するか!
  • いかに話を関係ない方向にもっていくか!
  • いかにトイレにたつタイミングをスムースにつかむか!(笑)

を意識して取り込むことにしました。

そんなことを必死に考えながら、披露宴が進んでいきますが、我々が考えすぎなのか、周りの方たちからの絡みがあまりなかったのがちょっと拍子抜けな感じもありました。まあ確かに、そんなに知らない大学の友達と何年かぶりに同じテーブルに座ったってそんなに話すことはないですよね。(笑)

いよいよ、余興開始

よし、この調子なら変な汗かかなくてすむぞとすっかり安心した3人!(笑)そのまま、とくにテーブル席での絡みもなく、余興の時間になりました。

まずは、新婦側のハンドベルの演奏です。

ナースさんたちのハンドベル癒されるなぁなんて思いながら、ついに新郎側の余興のターンです。

当初の打ち合わせ通り

  1. A君→お祝いスピーチ
  2. B君→お祝いスピーチ、ピアノのふり
  3. 自分→ピアノ演奏
  4. 3人→「おめでとうございます!」

という流れを難なく終えて、ミッションコンプリート!誰もミスせず、台本通り進めることができました

スピーチ内容も事前に用意されていたのもあり、役者等の経験があるほかの2人はスムースに余興を進めることができました。

めちゃめちゃ緊張したぁ・・・

披露宴終了

感動的なあいさつが終わり、披露宴が終了しました。

披露宴が終わってしまえば、自分たちの仕事もそこで終わりです。長居をしても、後はボロが出る可能性がでるだけなので、我々は1番乗りで会場を退場し、外で待つ新郎新婦へ挨拶し、会場外で待っている代行会社のところへミッションコンプリート連絡をしに向いました。

ここで「ミッションコンプリート」の連絡をすることで、初めて仕事が完了となります。もちろん、最後の最後まで気を抜くことはできません。何かのタイミングで知り合いの方が出てきて、我々のミッションコンプリートの報告を聞かれてしまっては、意味がありませんからね。そのため、最後まで気を抜かずに、周辺に気を配ることが重要です。

感想

いかがでしたでしょうか?

ドラマチックなことはそこまでありませんでしたが、意外に問題なく切り抜けられるなと思ったのが正直な感想です。初めての自分でもそう思ったくらいですから、役者経験や舞台経験がある人はもっと、簡単に仕事をこなすことができるのではないか?と思います。

このアルバイトの1番のメリットは「アルバイト代が高い」ところですね。今回のように「余興」なども参加することになると、さらに上乗せして支払われます。

さらに一般の来客者と同じように無料でコースの料理をいただくことができ、引き出物までもらえます。アルバイトとしてはかなり高級な部類に入ると思います。

しかし、デメリットとしては、絶対的に失敗できないということですね。人生での重大イベントの結婚式を演出する役割でもあるので、責任重大です。ただ、硬くなりすぎてもつまらないので、多少肩身の狭い思いをしながらも、その一度きりの現場を楽しむ、心から祝杯するぐらいの気持ちでやっていくほうが結果的にいい方向につながるのかなと思いました。

赤の他人であっても結婚式は感動するなぁ
というのが感想でした。俳優志望の方はもちろん、なかなか経験できない仕事なので、もし興味があれば参加してみるのもよいかもしれません。

そして参加が決まった際には、アルバイトという意識ではなく、式を盛り上げて祝う1人として参加していただきたいなと思います。どこか事だからと割り切ってやっていると感情移入が足りなくて、ボロが出ることもありえます。心からお祝いをしようとして行動すると結果的に、良い仕事ができるのではないかと思いました。

ぜひ参考にしていただけたら幸いです!

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