こんにちは、ゴウ(@GouBusiness)です。
2011年3月11日の東日本大震災からもうすぐ8年です。特に2018年は大阪北部地震に北海道の胆振東部地震など大きな地震が頻発しました。こんなシーズンだからこそ、このブログでも少し地震について振り返っておきたいと思います。
そこで今回は大きな地震の後に津波は来るのかどうか、そして、津波にまつわる気象庁からの警報にはどのようなものがあるかというところをご紹介していきます。少しでも防災意識の向上に役立ててもらえれば幸いです。
津波の発生条件
津波は地震の後、必ず来るというわけではありません。津波の発生条件は、まず海溝型の地震であることが挙げられます。つまり、海底が震源という場合です。
よくNHKの地震ニュースなどを見ていても、「仮に震源が海底ですと津波が発生する恐れがあります」と言うことがあります。これは直下型の地震だと津波が来ないということを意味しています(※一部直下型の地震でも津波が発生することがありますがここでは割愛します)。
そして、津波の発生条件としてもう一つ挙げられるのが、海溝型の地震が非常に大きい規模のものであった場合です。
例えばよく震度1とか震度2と言われるような地震は地震の規模が小さく、津波が起こるようなエネルギーは持っていません。
ただし、マグニチュード7クラスくらいになってくると津波を引き起こす可能性が十分に出てきます。地震の規模はマグニチュードで表すのですが、マグニチュード7というのはかなり大規模な地震になります。
そのため、例えば緊急地震速報などで海でマグニチュード7近いという情報を見たら津波の可能性があることを頭に入れて動きましょう。
気象庁から出る情報
津波に関しては本当に人の命に関わるため、気象庁から即時に情報が出されます。
例えば地震が発生した後、震源から今いる場所が離れている場合あまり揺れを感じないことがあります。
しかし震源から離れていたとしても津波が押し寄せてくる可能性はあるので、気象庁から出る情報には耳を傾けておきましょう。
ここでは気象庁から出る津波に関する情報についてそのレベル別に紹介していきます。
潮位変動
津波に関する注意報や警報ではないのですが、若干潮位に変動がある可能性がありますというお知らせが最近は出るようになりました。
これはそこまで大きな津波が発生する可能性はほとんどないのだけれども、震源付近では少し潮位に変動が出てくる可能性があります、というお知らせです。
この情報が出るときはだいたい震源地付近は震度5強くらいの地震に見舞われているケースが多いので、まずは身の安全を図り、念のため水場からは離れておくようにしましょう。
津波注意報
津波のおそれがある場合は、大きな地震の発生からだいたい2分から3分で、まずこの津波注意報というものが出ます。
津波注意報はだいたい20cm以上1m以下くらいの津波が予想される場合に発表されます。
また、津波が20cm以上と言っても決して馬鹿にすることはできません。
20cmあれば津波に足をすくわれることも十分に考えられますので、まず海の近くや川にいる場合はすぐに高台に避難するようにしましょう。津波注意報からいきなり津波警報にランクアップする可能性もゼロではありませんので、注意報が出た時点ですぐに行動するのが重要です。
津波警報
津波警報は少なくとも1m以上の津波が押し寄せてくる可能性があるという場合に発令されます。これは一も二もなくすぐに逃げて下さい。
様子を見ようというのは絶対に駄目です。特に今いる所が海抜の低い場合は、出来る限り高い所に登ってください。
1m以上の津波になると押し寄せてくるのは水だけではなく瓦礫なども含まれます。よく1mの波が来るというイメージをしている人がいますがそれは大きな勘違いで、イメージ的には1m以上の壁が押し寄せてくるという感じなのですぐに逃げた方が良いです。
大津波警報
幸いにして2011年3月11日のあの津波から、この大津波警報が発令されたことはありません。というより、大津波警報は2011年の東日本大震災を契機に作られた新しい警報区分で、2013年から運用開始されました。
それまでは津波警報の中でも特に大津波の恐れがあるものとして表記されていたのですが、今後は3m以上の津波が予想される場合にはこの大津波警報が発令されます。
大津波警報となると発生した地震のマグニチュードは8クラスになることが予想されます。マグニチュード8クラスになると立っていられないほどの大きな揺れになりますが、とにかく逃げてください。
自分が内陸にいるという場合でも、海まで車で3~40分位程度の距離であればできる限り内陸に逃げた方が良いと思います。
原則的に津波は海溝型地震で発生
大事なことなのでもう一度書きますが、原則的に津波は海溝型の地震で発生します。
つまり、ゆらゆらと大きく横に揺れるようなタイプの地震の時は、震度が大きければ大きいほど津波に注意しなければならないというわけです。
いわゆる大阪北部地震や胆振東部地震の時のような縦揺れの直下型地震の場合はほとんど津波の心配はありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
このように地震の後には、場合によって津波というものを警戒しなければなりません。津波は本当に小さなものでも足元をすくわれて大惨事になる可能性があるので、津波注意報が発令されたらとにかく内陸側に逃げるようにしてください。本当にこういう災害は忘れた頃にやってくるので日頃から忘れないというのが重要です。
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