こんにちは、元アクセンチュア社員のゴウ(@GouBusiness)です。
とよく聞かれます。
アクセンチュアというとなんとなくイメージとして
などなど。
・かっこいい! ・英語ペラペラ! ・高収入 ・できるイメージ |
などがあり、転職ハードルも高そうというイメージが一般的なようです。
実際はどうなのか?周りはどんな人が多いのか?元社員が振り返ってみたいと思います。
目次
アクセンチュアの就職偏差値は?
就職偏差値という企業の入社レベルを偏差値に変換して表したものがあったので引用しました。
【66】マッキンゼー、ボストンコンサルティング(BCG)
【65】ベイン・アンド・カンパニー、A.T.カーニー、アーサー・D・リトル
【64】ローランド・ベルガー、オリバーワイマン、ZSアソシエイツ、L.E.K.コンサルティング
【63】該当なし
【62】該当なし
【61】野村総合研究所NRI
【60】マーサージャパン、デロイトトーマツコンサルティング
【59】アクセンチュア、PwC、EYアドバイザリー、
【58】KPMG、三菱総合研究所、日本総合研究所、三菱UFJリサーチ&コンサル
【57】みずほ総合研究所、船井総研、NTTデータ経営研究所、日立コンサルティング、大和総研リヴァンプ、日本IBM(コンサル)、アビームコンサルティング
【56】富士通総研、三井情報ほか国内大企業系シンクタンク、クニエ、日本能率協会コンサルティングJMAC、価値総合研究所、経営共創基盤IGPI、ドリームインキュベータDI、シグマクシス、コーポレイトディレクションCDI、日本経営システム、ニッセイ基礎研究所
結果:偏差値59 |
偏差値が妥当かどうかはわかりませんが、相対的な位置としてはあっているように思います。
ただアクセンチュアでは戦略コンサルとソリューションエンジニアと職によっても難易度も異なるため一概に言えませんが、近年の採用人数を見ると以前のアクセンチュアより就職の難易度は下がってきているように個人的には思います。
実際に入社した際の周りの社員の情報をもとに、もう少し採用基準について掘り下げていきたいと思います。
どんな企業からの転職が多い?
実際の同期入社したメンバーやプロジェクト先でのメンバーはどんな企業からの転職が多かったのかまとめてみます。
答えからいうと、ずばり多種多様でした。
NTTデータのような大手SIerや外信経営コンサル企業から転職した人もいれば 、中小の名前も知られていない下請け企業のソフトウェアハウスの人もいました。
それは学歴もしかりです。
最低でもMARCH以上?
そんなイメージがあるかもしれませんが、大学も上から下まで幅広かったです。もちろん東大の人もいれば、早慶・March、それ以下のレベルもたくさんいます。はっきり言えるのは学歴では選んでいないということです。
新卒採用の場合には基準が異なる可能性もありますが、中途の場合は「即戦力重視」です。学歴や職歴よりも、前職でどんな実績を上げたのかに注目しています。
そのため
とあきらめてしまうのはとてももったいないです。
しっかりとアピールできる実績があるのであれば、企業の規模・知名度や学歴など関係なく入社することは可能です。
今は人手が足りない
私が入社した時、アクセンチュアの日本法人は全社員数が4000人(2014年)ぐらいでした。
しかし2019年を見てみると、11000人まで増えていることに驚きました。
わずか5年で2倍以上の増員
アクセンチュアは入ってくる人も多いですが、同時にやめていく人も多いという、いわゆる離職率は高いイメージがあります。在籍時にも退職メールが何通飛んできました。なかなか定年までアクセンチュアにいるって想像がつきません。そのため積極的に人材を採用しているのもあると思います。
アメリカの大学は、「入学は難しくないけど卒業が難しい」ことが有名ですが、同様に「入社は難しくないけど勤め続けるのは難しい」という言い方が当てはまるのが、アクセンチュアかもしれません。
しかし最近はかなり働き方改革に力を入れており、残業規制などの施策を取り入れ、「全社員を定年まで働いてもらえる会社でありたい」という理念を掲げ全社的に取り組みを行っています。以前の「ハードに働いて、ハードに遊ぶ」というイメージはかなりなくなってきている印象です。
また人が多い理由のもう1つの理由としてM&Aがあげられます。より規模の大きい開発にするために、顧客先のシステム部何百人を人とシステム丸ごと買収して、アクセンチュアの社員に転籍させるなんてこともよくしています。
ビジネスを拡大化するために人ごと買い占めしてしまうスタイルは今では当たり前ですが、そのスピード感はかなり早い印象があります。そのため、もともと顧客だった相手が途中からアクセンチュアに転籍(入社)となった社員も含まれるため、増加している要因の一つとも言えます。
紹介制度を利用するとかなり有利
アクセンチュアでは、「リファラル(社員紹介制度)」採用を積極的に導入しています。
企業を理解した人間からの紹介ということで少しでもアンマッチングを避け、ある程度幅を絞った採用活動ができます。全くの知らない人をゼロから採用するよりもリスクも低く、採用スピードも早くなります。
そのため、紹介制度を活用することで多少の優遇はされます。
ここで少しだけ実話を。
アクセンチュア・・・
実はこのリファラル制度、紹介した人には報酬が出ます。
・紹介者が入社して半年在籍が確定した場合、紹介ボーナスがもらえる。 |
こういったルールです。
金額は紹介者がどういうポジションで入社したかに左右されますので一概には言えませんが、かなりの高額だったことは確かです。
もし身の回りにアクセンチュアの社員がいたら、リファラル制度を活用して紹介もらうというのも近道です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、アクセンチュアの転職の難易度について考察してみました。
以下、まとめです。
・前職の企業の知名度・難易度は関係ない
他のエージェントに比べて業界No1の求人数。非公開求人が約20万件ほどあるといわれています。
20-30代がメインの他社と比べ、求人数が圧倒的に多いので年代・業種のポジションがあります。
業界によく精通しているため、企業独自の情報や転職ノウハウをもっています。
業務経歴書や志望動機などの添削も行っており、書類選考での通過率が通常応募より上がります