こんにちは、ゴウ(@GouBusiness)です。
数年前に買い物代行のバイトというものを経験しました。
目次
そもそも代理購入とは？
買い物代行とは大きく2つあります。
| ・遠方に行って買い物をすることができない人の代わりに購入する ・限定商品を何時間も並んで購入してする |
この仕事の現場で実際に並ぶのが、代理購入のバイトです。
例えば、買い物に出向くことがなかなかできないご高齢のお客さんの代わりに買い物に出かけて、何かを買ってきてあげるというのも買い物代行バイトの一種となります。
これは地域の便利屋さんなどが、業務の一環として行っていることもあります。スーパーなどで、よく買い物代行などのスタッフジャンパーを着た人が買い物をしていることがありますが、これは買い物代行の仕事ですね。
代理購入のバイトは当時SNSで情報が流れていて、メッセージをしてみたらそのまま採用が決まりました。いわゆる単発の代理購入は一度に大量の人員を雇ってきて対応することも多く、僕が参加したバイトがまさしくそれでした。
こう言う場合はアルバイト情報誌などに情報を掲載しているとタイムラグで間に合わないため、SNSなどで一気に人員確保をすることが多いようです。
参加した時のターゲットは
| とあるご当地限定グッズ |
朝早くから販売されるグッズのため依頼がかかったというわけです。
買い物代行バイトを見つけた経緯
当時全盛期だったmixiを使って色々なコミュニティに所属したり、いわゆるご当地コミュニティなどの情報をチェックしていて見つけたのがきっかけでした(時代を感じますね)
当時はまだTwitterのような速報性の高いSNSがなかったので、日記にそういった記事が掲載されることが多かった印象です。
おそらく今だと、Twitterなどに情報が流れたり拡散されたりするので「#買い物代行バイト」などのハッシュタグで検索してみると募集が見つかるかもしれません。
求人情報誌に買い物代行バイトはある？
案件的に時間的余裕がある場合は、求人情報誌に掲載して広く人員を募集する方が良いというケースもあるようです。
こういった場合には求人情報誌にも「単発バイト」または「超短期バイト」という形で情報が掲載されることが多く、一般の情報誌やアルバイトサイトで情報を手に入れることも可能です。
また、その他の求人ルートとしては、実際に過去この買い物代行バイトに参加したことがある人に対して募集をかけるケースが多いようです。
始発で集合
いよいよ当日。始発で某駅に集合します。
駅に到着すると、まだ夜も明けきっていない時間帯なのに明らかにたくさんの人がいました。ほとんどこの仕事に参加している代行業の人でした。すごい数でした。不思議な空気のままグッズの販売開始を待ちます。
こういった待ち時間に今回のバイトの契約書や同意書などにサインなどをします。基本的に「業務内容を外聞の人にあかしたりはなさしたりしない」という誓約書のようなものが多いです。
買い物代行バイト、参加者の雰囲気は？
これに関しては、様々って感じでした。友達同士で参加している感じの高校生くらいの女の子から、本当に普段どんな仕事をしているのか想像がつかないような出で立ちの方もいたり、主婦のような方もいらっしゃったり、年齢層に関してはほとんどバラバラでした。
一人で参加する人も多かったので、これに関しては特に気にする必要はないと思います。
代行バイト当日の服装は？
基本的に服装自由です。基本的に人に会って何かするというわけではなくシンプルに買い物をするだけのバイトですので、そこまで気を使わなくてよいかなと思います。
中にはスーツをビシッと決めている男性の方もいましたが、これはどちらかと言うと出勤前になんとか予定を合わせて参加しているサラリーマン、という印象でした。
髪の色についても金髪の人もいれば茶髪の人もいました。しかし買い物代行バイトの現場によっては、たまに服装を指定されたり、髪を染めているのがNGだったりするケースもあるので事前に確認することをオススメします。
それでもほとんどの買い物代行バイトでは髪の色や服装について指定はないと思って良いのではないでしょうか。ちなみに高校生の方は制服だとNGになることも多いそうです。
指令伝達
しばらくすると駅で待機していたみんなが一斉にスマートフォンを見始めました。そうこうしていると、自分のスマホにもメールが入りました。
確認してみると雇い主からのメールで、再確認を含めてミッション内容について説明がありました。
２．購入の際には買い物代行のバイトであるということは絶対に言わないこと
これらの情報を確認した大量の代理購入アルバイト軍団は、ゾロゾロと販売スペースに向かっていきます。
自分が参加した現場では商品の購入代金は、先に持ち出しで立て替えることとなっていました。しかし、高額な案件になったりする場合には、業者の方がまず札束を現場に持ってきて、アルバイトの方に一人何万というお金を事前に渡すということも多いです。
任務開始
スマートフォンに届いたメールを元に、条件などを頭に叩き込んで任務を開始します。やるべきことはひたすら並ぶだけ。皆さんぞろぞろと列に並び、購入できる順番が来るのを待ちます。
私の場合は結果的に1時間15分くらい並ぶことになりましたので、暇つぶしのアイテムは必須です。
もちろんその時間も時給は発生しますので、基本的には空いた時間にやるべきことを用意しておくことをオススメします。
代行バイト中によくあるトラブルとは？
買い物代行バイト中によくあるトラブルとして一番多いのは、お店の人や販売している側の人から「買い物代行の人ですよね？」とか「並び屋さんですよね？」と言われて、販売を拒否されることがあるということです。
法的には販売を拒否されるいわれは全くないのですが、現場によっては買い物代行に参加している人たちのマナーが悪かったりして、他のお客さんに迷惑をかけたということで販売拒否という事例もあるようです。いわゆる転売屋と間違われることがあるので、十分注意しましょう。
任務終了
しばらく並んでいると自分の順番がやってきて、商品を購入することができました。特に何も言われず任務（買い物）を完了することができました。全く難しいことはありません。
そして購入後はそのまま事前のメールの指示にあった通り社員さんの所にグッズを持って行って商品代金と給料を受け取り、その場で解散…というはずでした。
トラブル発生
指示された場所に行くと、何やら人だかりがありました。
商品代金を渡してグッズを回収する社員さんはいたのですが、アルバイトに参加した人たちのお給料を支払ってくれる別の担当社員さんが寝坊して遅刻しているらしく、お給料を貰えないためアルバイトの人たちが大量にその近くに待機していました。
トラブル解決・バイト終了
と心配したのもつかの間、すぐに申し訳なさそうな顔をして支払担当の社員さんが現れました。
一人一人目を見て「ありがとうございました」と声をかけてくれ、その上で「朝早くからお疲れ様でした」「また参加してもらえますか？」など、声をかけていて好印象ではありました。
仕事が終わった後はそのまま解散という流れになります。
買い物代行バイトのギャラはいくら？
買い物代行バイトのギャラについて紹介します。
参加した時のギャラは、拘束時間が多少長かったのもありますが、一回の買い物代行バイトにつき5000円という報酬でした。
ただし、交通費込みです。それでも時給換算すると最低でも時給1000円以上にはなったのではなっています。しかも、拘束時間が長いというだけで、とくに労働する必要もなく、買い物を代行するだけなので楽は楽だと思います。
案件によっては多少の差はあるようですが、よほどのことがない限りはこのくらいの水準でギャラではないでしょうか。また、地方都市が現場になるとそのエリアの物価水準やギャラの水準になることがあるので少し単価が下がる可能性はあります。
単発バイトの場合は特に1日あたりのギャラが最初に募集の段階で提示されていることがほとんどなので、ギャラに見合うと感じれば応募するのが良いでしょう。
反対にギャラが最後まで提示されない案件の場合は絶対にやめておきましょう。
感想
いかがでしたでしょうか？
珍しい代理購入のバイト経験談をまとめてみました。特に演技力も必要なくそのまま並ぶだけなので、文字通り自分の時間を売っているという感じでした。
このアルバイトのメリットは、時給がそれなりによく、拘束時間中に自分の好きなことをできるところですね。さらに服装頭髪は自由なので、特に何かを用意したりする必要もありません。この部分も高ポイントです。
またこれによりどうしても遠方にいて好きなグッズを調達することができない人の代わりに何かを手に入れてあげることができるので、人助け的な側面もあります。
| ・服装・頭髪でアルバイトが難しい ・時間が有り余っているので有効活用したい ・スキマ時間を利用したい |
こんな方にオススメです。
さすがに毎日このアルバイトというのは退屈してしまうかもしれませんが、たまにはこういう経験も良いのではと思いました。参考にしていただければ幸いです。
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ぜひ今後生きていく上で、大きなヒントになることが多いと思いますので、ぜひ学んで少しずつでも実践していってください！
