人間の体はどんな成分で作られているか?
プロテインの必要性を語る前にそもそも人間の体ってどんな成分でできているかを確認しましょう。
ポカリスエットのCMで「人間の60%は水分でできている」という話は聞いたことがある方も多いかもしれません。
確かに「水」でできています。そして、半分以上が水でできていますね。では、次に多い成分は何かわかるでしょうか?
答えはずばり
タンパク質 |
です。
人間の体は30-40%のうち半分以上の成分は、タンパク質でできています |
意外に知らなかった人も多いかもしれません。
まさに体の組織を形成していくうえでは、なくてはならない存在がタンパク質です。
プロテインってどのくらい取ればいいの?
では人間が活動していくうえでプロテイン(=タンパク質)はどのくらい取得するべきなのでしょうか?
タンパク質の必要量については、厚生労働省で毎年発表される「国民健康・栄養調査」によると
成人1kgあたりに1g |
これが健康的な生活を送るうえでの必要最低限の量とされています。
しかしこれは日常生活を送る最低限の量であり、運動やスポーツなどをして体を鍛えようとしている人にはやや物足りない量になっています。
目安としては、その倍の
1kgにつき2gを取ると必要十分 |
とされています。
例えば70kgの人が1日に取るタンパク質は140gになります。
食品の具体例を挙げて検証してみましょう。
ステーキ | 700g |
---|---|
牛乳 | 4リットル |
卵 | 20個 |
このような結果になります。
いかがでしょうか?
ってなりますよね。一般的な食品で必要量を補おうとすると、かなりの量を摂取しなければいけません。というか現実的に難しいですよね。
そこで、手軽にとれるプロテインが便利になってくるというわけです。
プロテインの必要な理由
では、改めてプロテインの必要な理由についてまとめていきましょう。
タンパク質は人間にとって必要不可欠
上記でも説明した通り、体の20%はタンパク質でできています。
筋肉はもちろんのこと、皮膚や爪、髪の毛など体の重要な組織を作るためにはなくてはならいものがタンパク質です。
そのため状況によってタンパク質を通常の食品以外でも摂取する必要が出てくるわけです。
必要な量を効率よく摂取できる
必要最低限のたんぱく質の量を商品で摂取しようとすると、かなりの大量に食品を取らなければなりません。
また食品にはタンパク質以外の成分、脂肪や炭水化物なども一緒に含まれるため、本来目的と異なった成分まで一緒に取得してしまうことになります。
しかし、プロテインはほぼタンパク質でできており、含まれている脂肪分はほぼありません。そのためタンパク質を集中的に摂取することが可能なわけです。
短時間で体に吸収ができる
一般的にタンパク質は消化しづらいといわれており、体に吸収されるまでに時間がかかります。
しかしプロテインは消化・吸収しやすい形に調整され作られているため、胃腸への負担が少なく比較的短時間で体に吸収され、各組織へ栄養が行き届くようになります。
また調理の必要もなく粉を溶かして飲むだけでいいわけですから、作業面においても圧倒的に時間的効率も良いわけです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
プロテインはプロアスリートやボディービルダーが積極的に摂取しているイメージが強いかもしれませんが、タンパク質は人間にとって欠かせない成分であり、それを効率的に簡単にとれるのがプロテインです。
お気に入りのプロテインを見つけて家にストックしておくのもいいかもしれません。
粉末タイプのものであれば、開封しなければ1年単位で保存することも可能です。いざという時の非常食としても活用できます。
ぜひ積極的にプロテインを日常生活に取り入れてみましょう!