こんにちは、ゴウ(@GouBusiness)です。
こんな疑問について解説していきたいと思います。
まずはしっかりプロテインが体に吸収される流れを理解しましょう!
プロテインの効果とは?
プロテインは人間には欠かせない栄養素です。
ということについて説明していきます。
プロテインはあくまで食品の一種です。そのため
・・・なんてことは残念ながらありません。
プロテインは一般の食品よりも早く質の良いたんぱく質を摂取できることにメリットがあります。しかし筋肉をつける魔法の薬ではないのです。
肉や魚を食べているのと同じで、特にタンパク質に特化して補給していることに過ぎないのです。
プロテインの効果は人さまざま
いきなりマッチョになれないとはいっても人によって早くに効果に差が出るのも事実です。
その差はずばり、健康状態の差です。
と思われるかもしれませんが、これが実は重要なのです。
人の健康状態は
・栄養 ・運動 ・休養 |
という3つの要素のバランスで変わってきます。
これがどれか一つでも不足している状態でプロテインを摂取しても大きな効果は得られません。
・運動をしすぎても休養が少ない人 ・栄養も休養もとっているのに運動しない人 ・休養ばっかりして栄養ばっかり取っている人 |
まずは自分の生活習慣を見直して、上記のバランスが取れているかを再確認してみましょう。
最低6時間以上睡眠をとれていますか?
腹八分目以上食べていませんか?
プロテインを摂取する前にまず自分の体を整えることを最優先に考えることが重要です。
プロテインは分解される
上記の健康状態を踏まえたうえでプロテインがどのようにして筋肉になっていくのかを説明していきます。
プロテインは体内で分解される
筋肉はタンパク質で作られていますが、プロテインを飲んだらそのままタンパク質からが筋肉が作られるわけではありません。
そもそもタンパク質そのままだと分子が大きすぎるため、細かく分解をする必要があるのです。
答えは、タンパク質は型を持っているからなのです。
プロテインで摂取したタンパク質というのはそれぞれ型を持っています。
たとえば、
・ホエイプロテインのタンパク質の場合 →原料となっている牛の「型」 ・ソイプロテインのタンパク質の場合 →原料となっている大豆の「型」 ・たまごのタンパク質の場合 →原料となっている鶏の「型」 |
とそれぞれ異なった型を持っているため、それを一度分解し自分の体に合わせた型に変換する必要があるのです。
タンパク質が分解されたものがアミノ酸
上記で説明した通り、たんぱく質をバラバラに分解してできたものが有名なアミノ酸です。
アミノ酸に分解されたことにより型がなくなり筋肉の材料として使われる型となったわけです。
実はもう少し細かい過程があるので捕捉します。
タンパク質は食品から摂取した場合
①胃で胃酸とペプシンにより大まかに分解される
②小腸で分泌される膵液の酵素で「ペプチド」にまで分解される
③小腸の粘膜上皮にある「ペプチラーゼ」によって、
アミノ酸にまで分解され、小腸の粘膜に吸収される(「膜吸収」)
こうして吸収されたタンパク質、
基アミノ酸が私たちのカラダを作り時にエネルギーとなるのです。
化学の授業を思い出してしまいましたね。
プロテインが筋肉になるまでの流れ
では改めてプロテインが吸収されて筋肉を構築するまでの流れを振り返ってみましょう。
1.プロテインを飲む。 2.胃や腸などの消化器官で分解される。 3.分解された成分が血液の中に入っていく。 4.血液を通して、筋肉まで届けられる。 5.筋肉の合成に利用される。 6.筋肉量が増える |
まとめ
いかがでしたでしょうか?
健康状態が良ければ効率的に筋肉をつけることができます。しかし、健康状態がよくない状態でプロテインだけを摂取していても栄養バランスが悪くなり、体への悪影響も及ぼしかねません。
しっかり正しい知識をつけた上で適量のプロテインを摂取することを心がけていきましょう。