こんにちは、ゴウ(@GouBusiness)です。
プロテインは太りにくい?
プロテインは栄養補給のためのサプリメントです。そのため薬のような特別な作用はなく、プロテインを摂取することで1つの食品として体内に取り込まれていきます。
そしてプロテインの主成分は「タンパク質」です。カロリーも低いため糖質や脂肪が多い一般的な食品に比べると比較的「太りにくい食品」とも言えます。
って思ってしまいますよね。
たしかに食べ物の中には、太りやすい食べ物と太りづらい食べ物があります。
太りやすい食品 | ・ピザ ・ハンバーガー ・白米 |
太りづらい食品 | ・シイタケ ・ブロッコリー ・鮭 |
プロテインは太りづらい食品の部類に入ります。だからといって運動もせずに摂取ばかりしていては当然太ってしまいます。
上記の表で表した「太りづらい食品」をたくさん食べていること同じことになるのです。どんな食べ物でも適性量を摂取することがとても大事です。
プロテインを取りすぎるとどうなる?
プロテインは1つの食品だということを説明してきました。
ではそのプロテインを取りすぎることによってどのようなデメリットがあるのでしょうか?
やっぱり太る
やっぱり太ります。
いくらタンパク質が主成分とはいえ太ります。これはどのような食べ物にも言えますね。
タンパク質の合成には限界がある
プロテインを一度にたくさん摂取しても、ただそのままタンパク質として吸収されるわけではなくタンパク質を分解し取り込む必要があります。
2.胃や腸などの消化器官で分解される。
3.分解された成分が血液の中に入っていく。
4.血液を通して筋肉まで届けられる。
5.筋肉の合成に利用される。
6.筋肉量が増える
そのため限界量を超えて摂取しても分解されないため、余分な栄養分として蓄積されてしまうわけです。
プロテインも糖質と同じように
1gあたり約5カロリーのエネルギーを持っている |
といわれているので決して取りすぎても問題ないとはとても言えないでしょう。
肝臓・腎臓へ負担がかかる
上記で過剰に摂取された「タンパク質」が体内に残ると人間の体はそれを分解し体外に排出させようと働いていきます。
そこでは働くのが腎臓や肝臓です。
肝臓:タンパク質の分解を行う 腎臓:体外に余分なものを排出する |
肝臓
肝臓は筋肉に必要なたんぱく質を合成しています。
しかしいつも以上の負荷をかけてしまうことにより
過剰なたんぱく質を分解することに忙しい ↓ 本来作る筋肉の作業効率が低下する |
となってしまいます。
そうなると本来作る予定だった筋肉もつかなくなり、本末転倒という結果になりかねません。肝臓は成分を分解する重要な役割を持っています。
しかし、これらの過重労働によって免疫力や抵抗力が低下し
・病気になりやすくなる ・貧血を起こしやすくなる |
といった体にも悪影響が出てきます。
こんなことになったら筋トレどころの話じゃなくなってしまいます。
腎臓
腎臓は老廃物や余分な塩分をろ過して体外に排出するという役割を持っています。
過剰摂取した場合には分解されたタンパク質も同様に体外へ出そうとします。
しかし、こちらも肝臓と同様過重労働になってしまうと負荷がかかり本来排出すべきものをため込んでしまうという危険性もあります。
これにより腎臓を傷めてしまうことにつながってしまいます。
プロテインによっては重金属を取りすぎてしまう危険性がある
と驚く人もいるかもしれません。
今プロテインは簡単に海外から取り寄せることもできて、様々なプロテインが世の中にはあふれています。
その中で一部のプロテインには重金属が入っているという調査結果があったのです。
・ヒ素
・水銀 Hg
・カドミウム
どれも体には絶対よくない成分って誰が見てもわかりますよね。
プロテインの種類によってはこれらの成分が入っている可能性もあるということを認識しておきましょう。
そのためにも値段だけで判断せず、日本で作られたプロテインを飲むことをお勧めします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
プロテインのイメージと聞くと
・健康食品でデメリットなんかないだろう ・取りすぎても問題ないだろう |
とは思ってはいなかったでしょうか?
どんな食品であっても適正量は必ずあります。そしてプロテインは楽に筋肉をつけようという魔法の薬でもありません。
そのためしっかり摂取量を意識して継続的にとっていくことが非常に大事です。